【J:COMモバイル(au回線)レビュー】料金高いが高速通信。誰も狙ってない大穴回線。キャンペーンを狙え!

こんにちは、にはまそ(@nihasim_)です。
今回は、J:COMモバイルをレビューしていきます。

注目度は低いですが、魅力的なところの多いJ:COMモバイル。

auよりも通信が速く、条件さえ合えば、「激安・大容量」のイチオシSIMになります。

ただ、サービスがちょっと粗く、料金が高いのが難点です。

筆者のJ:COMモバイルの評価はこちら!↓

料金
(2.5 / 5.0)
プランの
選びやすさ
(3.5 / 5.0)
通信速度・安定性
(5.0 / 5.0)
手続きの簡単さ
(3.5 / 5.0)
サポート
(4.0 / 5.0)
総合評価
(3.5 / 5.0)
ひとこと感想通信速度
料金△
サービスはもう一歩

契約時の制限や専用アプリなどがイマイチ。キャンペーン時の価格は他の格安にも劣らないので、キャンペーンありきで考えるのがヨシ。

本記事では、以下について紹介しています。

  • J:COMモバイルの料金は?
  • J:COMモバイルの良い点・悪い点は?
  • J:COMモバイルの口コミは?

一つひとつ詳しくレビューしていきますので、ぜひ最後まで見ていってください。

公式サイトはこちら → J:COM MOBILE

\大穴回線!/

目次

J:COMモバイルの概要・料金

J:COMの概要

J:COMモバイルとは、株式会社ジュピターテレコムが運営する格安スマホブランドです。

ネット回線やテレビで有名で、顔がZAQで構成された「ざっくぅ」もおなじみでしょう。
吉高由里子さんがイメージキャラクターを務め、格安競争にも対応してきた格安SIMでもあります。

J:COMモバイルでは元々au・docomoの2種類の回線の取り扱いがありましたが、今ではau回線1本となっています。

ネット回線やテレビサービスに強いだけあって、スマホとのセット契約を押しています。

J:COMの料金

J:COMモバイルの料金表がこちら↓

青枠の月額料金をご覧ください。

1GB で 1,078円
5GB で 1,628円
10GB で 2,178円
20GB で 2,728円

あんまり安くないですね。
通信容量を増やせる「データ盛」も含めて、ほかの格安SIMと比べてみましょう。

データ盛とは?

J:COMの他サービスを使っていると、
J:COMモバイルのデータ通信容量が
勝手に増量されるキャンペーン。

1GBプランなら、1GB→5GBに、
5GBプランなら、5GB→10GBに、
10GBプランなら、10GB→20GBに、
20GBプランなら、20GB→30GBに、
それぞれ増量されます。

勝手に増量されるので、すでにJ:COMのサービスを使っている人はめっちゃおトクです


自宅セット割アリ


1 GB1078円770円1298円850円(2GB)
3 GB990円990円990円(4GB)
5 GB1628円
1078円(盛)
1540円1518円
6 GB1320円1500円(8GB)
10GB2178円
1628円(盛)
1760円1958円
15GB20901800円
20GB2728円
2178円(盛)
2640円2178円
25GB29702000円
30GB2728円(盛)3520

データ盛がないと、ほとんど最高値になってしまいます。

一方で、データ盛まで含めると途端に最安級に…!

J:COMモバイルはデータ盛ありきの値段設定と考えてください。

データ盛のあるなしで、料金が全然違うんだね。
にはまそ
そうなんだ。あくまで「J:COMテレビやJ:COMネットを使ってる人向け」の格安SIMだよ。
 
マンション全体でJ:COMを契約している建物もあったりするから、そういう人にはいいかもしれないね。
なるほどなあ。けどJ:COMテレビを使ってたとして、J:COMモバイルをわざわざ使うメリットってあるの?
にはまそ
安く・速く・大容量。ここがJ:COMの押しポイントだ。10~20GBぐらい使う若い人にはピッタリだと思うよ。
 
まずは、ひととおりJ:COMモバイルの特徴を紹介していくね。

ということで、料金以外のJ:COMの特徴は以下。

・安定して40Mbpsの通信速度
・くりこし機能で無駄なし
・通信制限時も1Mbps(10GB・20GB)
・webで申し込むと手数料0円

・契約は1住所につき1名義のみ
・開通時に不具合があることも…?
・端末は割引なし
・通話料は22円/30秒の通常価格
・かけ放題は選択肢が狭い
・通信容量アプリでは毎日の使用通信量の確認不可/ウィジェットも無し
・選べるのはau回線のみ

\通信高速! 10GBで1678円!/

J:COMモバイルのメリット

安定して40Mbpsの通信速度

J:COMモバイルはMVNO。
auの回線を借りて使っています。

MVNOは通常、回線が混雑する時間帯(昼や夜10時前後)には、速度が遅くなりやすいです。

しかしJ:COMモバイルには遅くなる様子が見られませんでした。なんなら、auよりも速かったのです。

そんなJ:COMの速度測定の結果がこちら。
測定場所は大阪市内。

にはまそ
機種はRedmi Note 9S。
 
測定はGoogle検索時に一番上に表示される「インターネット速度テスト」を用いて行っています。
(Speedtest.netのアプリ版やFast.comでも測定しましたが、体感とかけ離れているSIMもあったため、一番体感との差が少なかった「インターネット速度テスト」の結果を掲載しています)

J:COMモバイルの速度の特徴は以下の2つ。

ダウンロード(下り)は非常に快適
アップロード(上り)も比較的安定している

昼の上り速度のみ遅くなっていますが、1日を通して、上り・下りともに高い数値をキープしています。

20Mbpsもあれば普段使いには困らないので、J:COMモバイルはいつでも快適です

にはまそ
因みに同時間帯のauは、大体35~40Mbpsほど。au本体が速度で負けるとはこれ如何に。

ただし、通信速度が重要なオンラインゲームなどをすると、ラグが発生するかもしれないので注意してくださいね。

以下はJ:COMの速度に関するTweet。

一部「遅い」評価もありましたが、全体的には「速い」という評価が多いようです。

レビュー数が少ないことから利用者の少ないと思われるので、それが速さにも表れているのかもしれません。

https://twitter.com/Ryuyu_yami/status/1498506408211652609?s=20&t=ByyFUxHPDSLaSquy2lJmAA

くりこし機能で無駄なし

余った通信量は、翌月にくりこして使えます。

3大キャリア(docomo,au,Softbank)にはない格安特有のメリット。

使う通信容量(ギガ数)が毎月違う方にはありがたい仕様ですね。

5GBプランなら3GB→7GB→3GB→…みたいに使えますが、使う量が変動しない方にはあまり意味はありません。無いよりマシといったところでしょうか。

にはまそ
格安SIMを使う上で特に気にすべきは速度・安定性・料金の3つ。
安く・いつでも速い回線が優秀だと言えます。

J:COMは料金こそキャンペーン前提ですが、速度も安定性も◎。大事なところを押さえた格安SIMですよ!

10GB/20GBのプランなら通信制限時も1Mbps

大手・格安を問わず、決められた通信容量を超えると、通信制限がかかります

しかし制限がかかった時のJ:COMの速度は、
1GB・5GBプランなら、200kbps
10GB・20GBプランなら、1Mbps

通信容量が多いプランなら低速になっても1Mbpsのスピードが出ます

1Mbpsとは、簡単に言えば、Youtubeが480p(普通程度の画質)なら見れる速度です。

安定して1Mbps出るのって結構使いやすいんですよね。調べものにも困りません。

J:COMには節約モード(通信容量を消費しない代わりに、低速になるモード)がありませんが、使い切った後もそれなりに使えるので、あまり気にしなくてもよさそうですね。

にはまそ
通信量を気にせずに使えるのも低速1Mbpsの大きな魅力。
 
10GBは使い切る前提として、(低速ですが)疑似的な使い放題にしている人もいるほどです。
 
低価格で大量に使える、工夫の光る方法ですね。

web申し込みで手数料0円

J:COMモバイルには実店舗もありますが、数が少ないため実質オンライン限定となっています。

対面で契約しにくいのは難点ですが、webで申し込むと手数料の3300円が0円になります

格安SIMでは、月額よりも手数料が高くなるため、安くしたいのに初期費用がかさんでしまいがち。しかしJ:COMはそこもしっかりカバーしてくれています。

J:COMモバイルのデメリット

契約は1住所につき1名義のみ

J:COMモバイルの最も不可解な点。
それは同じ住所の別名義は不可ということ。

例)
○○市△△区1-2-3という住所でAさんがJ:COMモバイルを使っていました。
今度は同じ住所(○○市△△区1-2-3)でAさんの家族であるBさんがJ:COMモバイルを申し込もうとしました。

けれども、Bさんの名義では契約ができません

このとき、BさんがJ:COMを使おうとすると、
Aさんの名義で、2回線目として登録する必要があります。

つまり、家族で利用する場合は、
すべてまとめて1つの名義にする必要があるのです。

開通時に不具合があることも…?

以前(2021/5)にJ:COMモバイルを利用したときには、webでの開通手続きができない不具合がありました。

2022/5時点では何の問題もなく手続きできたため、一時的なものかもしれませんがご注意ください。

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端末は割引なし

2022/6/8現在、J:COMで取り扱いのある端末は以下。

iPhone12はともかくAndroid端末はエントリーモデルしかありません。
動作がもっさりなので、初スマホならまだいいかもしれませんが正直オススメはできません。

しかもiPhone含め全端末が定価
これが大きなデメリット。

特に割引はないので、今持っているスマホをそのまま使うなり、Apple Storeで買うなりして、J:COMモバイルではSIMだけ契約するようにしましょう。

通話料は22円/30秒の通常価格

J:COMモバイルでは、かけ放題を使わない場合、通話料が22円/30秒です。ただの定価。

そのため、通話料も気になる方は、G-Callなどの通話料金を抑えられるサービスも併用しましょう。

かけ放題は選択肢が狭い

J:COMで選べるかけ放題はたったの2種類。

5分かけ放題(5分/回) 550円
60分かけ放題(60分/回) 1650円

料金自体は安く抑えられているものの、ラインナップが微妙。

60分/回かけ放題もターゲットが良くわからないんですよね。

OCNモバイルONEでは完全かけ放題が1430円
UQモバイルでも1870円ですので、価格も優位というわけではなさそうです。

通信容量アプリでは毎日の使用通信量の確認不可/ウィジェットも無し

J:COMで通信残量を確認するなら「MY J:COMアプリ」を利用します。

こちらではスマホ以外の契約内容も一目で確認できるため、J:COMテレビやネットを契約している人には便利なアプリです。

動作もそこそこ速いので使いやすいのですが、欠点が一つ。

日々何ギガ使ったか、今月何ギガ使ったかを確認できないことです。

気にしなくてもいいと言えば良いのですが、他社にはあるのになあ、と思ってしまいます。

通信残量が一目で分かるウィジェットがないのも残念ポイントですね。

利便性がもう一歩といったところでしょうか。

にはまそ
ちなみに「J:COMモバイルアプリ」も存在しますが、できることが圧倒的に少ないため使う必要はありません。

選べるのはau回線のみ

J:COMモバイルでは、au以外の回線は使えません。

地域差により、docomoやSoftBankじゃないと電波が入りにくいという方はご注意ください。

\通信高速! 10GBで1678円!/

J:COMモバイルの口コミ

良くも悪くも、サポートに注目したTweetが多く見られました。

手続きや反映は遅いが、対応は丁寧なJ:COMモバイル。

サクッと終わらせたい人には不向きですが、何かあっても安心して任せられるのは強みですね。

まとめ

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
あらためてJ:COMモバイルの特徴を確認すると、

・安定して40Mbpsの通信速度
・くりこし機能で無駄なし
・通信制限時も1Mbps(10GB・20GB)
・webで申し込むと手数料0円

・契約は1住所につき1名義のみ
・開通時に不具合があることも…?
・端末は割引なし
・通話料は22円/30秒の通常価格
・かけ放題は選択肢が狭い
・通信容量アプリでは毎日の使用通信量の確認不可/ウィジェットも無し
・選べるのはau回線のみ

使いやすさ、手軽さという意味では一歩劣りますが、速度は素晴らしい。
個人的には、ぜひともウィジェット追加をお願いしたいところ。

契約時のデメリットが目立つものの、回線品質を落とさずにいられるのは大きいと思います。

通信の品質で激押しなんだね。
にはまそ
ところどころに使いにくさはある。けど、やっぱり格安SIMでは、値段と通信品質が重要だと思うんだ。
 
J:COMモバイルは、通信品質はしっかりと押さえ、キャンペーンで価格を下げることで、両方を満たしている格安SIMなんだ。

キャンペーン内容は、都度このブログでも紹介していくので、ぜひとも使ってみてください。

意外と使える大穴回線ですよ。

\通信速度・安定性の高い格安SIM/

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