こんにちは、にはまそ(@nihasim_)です。
今回は、OCNモバイルONEをレビューしていきます。
大幅な端末値引きで話題の絶えない
OCNモバイルONE。
「エコノミー」としてdocomoショップでも申し込みが可能になり、端末の選択肢が更に増えました。
料金もおさえながら端末がとにかく魅力的な格安SIMです。
筆者のOCNモバイルONEの評価はこちら!↓
料金 | (4.5 / 5.0) |
プランの 選びやすさ | (4.0 / 5.0) |
通信速度・安定性 | (4.5 / 5.0) |
手続きの簡単さ | (4.0 / 5.0) |
サポート | (4.0 / 5.0) |
総合評価 | (4.0 / 5.0) |
ひとこと感想 | docomo回線で最高品質 Androidがセールで破格の価格 申し込み後の店頭サポートは無し バッテリー消費問題が解決すれば、敵なしの格安SIM! |
本記事では、以下について紹介しています。
- OCNモバイルONEの料金は?
- OCNモバイルONEの良い点・悪い点は?
- OCNモバイルONEの口コミは?
一つひとつ詳しくレビューしていきますので、ぜひ最後まで見ていってください。
公式サイトはこちら → OCN モバイル ONE|ドコモのエコノミーMVNO
\docomo回線 通信品質No.1/
OCNモバイルONEの概要・料金
OCNモバイルONEの概要
OCNモバイルONE(以下モバワン)は、NTTコミュニケーションズが運営する格安SIMです。
「頭がおかしい」と言われるほど大幅な端末値引きが特徴的、みんな愛する我らがモバワン。
2021/10/21に、エコノミーMVNOとしてdocomoショップでも受付できるようになりました。
ショップかオンラインかで、購入できる端末が異なるのも面白いところですね。
OCNモバイルONEの料金
OCNモバイルONEの料金表がこちら↓
良心的価格ですね。
1GB770円を基準に、1GBあたり110円がプラスされます。
特に割引がなくても3GB990円ですので、MM総研の6割の人は3GBで十分というデータから言えば、6割の人が1,000円以内で収まる結果に。
繋がりやすさや速度を考えると、圧倒的コスパです。
他の人気格安SIMと比べてみましょう。
1 GB | 770円 | 1078円 | 1298円 | 850円(2GB) | |
3 GB | 990円 | 990円 | 1320円 | 990円(4GB) | |
5 GB | 1540円 | 1518円 | |||
6 GB | 1320円 | 1870円 | 1500円(8GB) | ||
10GB | 1760円 | 1958円 | |||
15GB | 2090円 | 1800円 | |||
20GB | 2640円 | 2178円 | |||
25GB | 2970円 | 2000円 | |||
30GB | 3520円 |
モバワンは通信速度とか、端末の値引きキャンペーンとか、月額だけじゃない魅力にもあふれているんだ。
デメリットはないの?
ということで、モバワンの特徴は以下。
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OCNモバイルONEのメリット
唯一無二の端末キャンペーン
モバワンの代名詞ともいえる、大幅な端末値引き。
これを目当てに契約する人も多くいます。
モバワンは、そもそも機種代が低く設定されています。NTTの端末調達力を活かし、誰でも買い求めやすくなっているんですね。
同じ機種でも、docomoやau、Softbankと比べると数千円~1万円以上ちがうことも。
例えば、2021/8には「Mi 11 Lite 5G」が、本来39,000円ほどのところ、まさかの19,300円という価格。
ただでさえ、この機種の登場で40,000円以下のスマホは存在価値を失ったとも言われていたのに、まさかの半額以下。
筆者もモバワンでMi 11 Lite 5Gを購入しましたし、かつては「Redmi Note 9S」というコスパの高い機種を1円で購入したこともあります。
いい機種を安く手に入れたいならモバワンを選びましょう。
モバワンのセールで1円になり、超ハイコスパで界隈を震撼させた Redmi Note 9S
夜以外は十分な通信速度
続いては通信速度です。にはまそが大阪市内で計測した速度はこちら。各時間一発勝負。
測定はGoogle検索時に一番上に表示される「インターネット速度テスト」を用いて行っています。
(Speedtest.netのアプリ版やFast.comでも測定しましたが、体感とかけ離れているSIMもあったため、一番体感との差が少なかった「インターネット速度テスト」の結果を掲載しています)
OCNモバイルONEの速度の特徴は以下の2つ。
◎昼間は速度十分。建物内や地下鉄でもつながりやすい
△夜8時台の遅さが目立つ
モバワンは十分速く、建物内や地下鉄でも比較的繋がりやすかったです。
回線を借りているMVNOの中でも健闘している印象でした。
ただ、全体的に好スピードを維持してはいるものの、気になるのは夜8時台。
普段使いには問題ないとはいえ、他の時間帯に比べてずば抜けて遅くなっています。ゲームなどをするなら要注意ですね。
また、twitter上では、昼間が遅いという声がちらほら。
それでも十分使えそうな速度ですが、時間によって差が大きいのかもしれません。
くりこし機能で無駄なし
余った通信量は、翌月にくりこして使えます。
3大キャリア(docomo,au,Softbank)にはない格安特有のメリット。
使う通信容量(ギガ数)が毎月違う方にはありがたい仕様ですね。
使う量が変動しない方にはあまり意味はありませんので、無いよりマシといったところでしょうか。
専用アプリなしでも通話が半額
2021年4月、新料金の開始と同時に行われた衝撃のアップデート。
今までモバワンでは、OCNでんわという電話アプリを使うことで、通話料金が通常の半額(11円/30秒)になっていました。
半額になるのはありがたいのですが、一方でこのアプリ内に着信履歴が残らないというデメリットがあったのも事実。
履歴ぐらい普通の電話アプリで見たらいいじゃないかと思うかもしれませんが、折り返しの電話のときが問題です。
履歴から直接折り返すと、OCNでんわじゃなく普通の電話アプリを使うので、通話料が半額になりません。そのもどかしさが、キャリア専用の電話アプリの弱点でした。
二度手間で非常にめんどくさいですよね。専用アプリからワンタップで折り返せたらいいのに。
他の格安SIMでも同じような状況なのですが、非常にストレスが溜まるので、不満に感じている格安ユーザーは多くいます。
しかし、モバワンはそこを改善。
専用アプリをなくし、普通の電話アプリからかけても、自社の回線を通して勝手に半額になる仕様にしたのです。
個人的にこの改善はめちゃくちゃGOOD。
使いやすいかけ放題オプション
モバワンのかけ放題は3種類。
・トップ3かけ放題 935円
・10分/回かけ放題 935円
・完全かけ放題 1430円
下2つ(10分かけ放題や完全かけ放題)は他の格安SIMにもありますが、一番の特徴はトップ3かけ放題。
月ごとに、「どの電話番号と」「どれだけ電話したか」が自動的に計算され、たくさん電話した(通話料の高かった)番号ベスト3との通話料を0円にします。たとえばこんな感じ↓
かけ放題の選び方は、
A. LINE電話ばかりで、普通の電話は使わない人→オプション無し
B. 親戚など、3人以内の決まった相手と長電話する人→トップ3かけ放題
C. 10分以内の短い電話が多く、ひと月で合計85分以上かける人→10分かけ放題
D. 仕事などで電話を多用する人→完全かけ放題
自分に合ったオプションを選び、無駄な出費を抑えましょう。
そのほか、050で始まるIP電話もあるので、電話番号が2つほしい方にも嬉しい仕様ですね。
通信量アプリ・ウィジェット完備
専用アプリ「OCNアプリ」で毎月の通信容量(ギガ数)や、あと何ギガ残っているかを見れます。
というのも、通信量アプリがない場合、
- ブラウザを開く
- 専用ページを検索する
- ログインする
という3段階の手間が必要です。
さらに、IDやパスワードを覚えていなければ、ほとんどの人がログインを諦めることでしょう。
しかし、通信量アプリがあれば、必要な手間は
- アプリを開く
だけ。
アプリは一度ログインしたら勝手にログアウトされないので、ログインボタンを押す手間すらもありません。
おまけに、通信量ウィジェットまで完備。
ウィジェットとは、スマホのホーム画面に置ける、アプリのショートカットのこと。
アプリを開くまでもなく何GB残っているか一目でわかる。これがほんとに超便利。ホーム画面に設置しておけば、アプリを開かずにウィジェットの更新ボタンを押すだけで残容量をパッと見ることができます。
そこまで手間を省く意味ある?と思われる方もいるでしょう。
しかし、使いやすさはストレスの有無に大きく影響するのです。
スマホのプランは通常、自分にあった通信容量で契約しますよね。
理由なく、余分に大きなプランにはしないと思います。
けれど、月末になると容量ギリギリになったり、足りずに低速で使ったりした経験はありませんか?
そこを調整するために、「My ○○」を開いた経験はありませんか?
そのたびにIDとパスワードを思い出して入力するのか。
ワンタッチだけでパパっと残りギガ数を把握するのか。
小さなようで大きな違い。
要らない手間を省いて必要な情報を得られるのは、大きなメリットです。
端末補償も使いやすい
毎月550円で、年2回・合計50,000円までの修理・交換費用を補償してくれます。
年間6,600円しかかからないことを考えると、掛け捨ての補償としては優良。
ただ、端末の修理そのものを請け負ってくれるわけではないので注意してください。あくまで、修理した費用に対しての補償となります。
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OCNモバイルONEのデメリット
バッテリー消費が多い
モバワンは、他の格安SIMに比べてバッテリー消費が多くなると報告されています。
というのも、OCNは「グローバルIPアドレス」を使っているからなんだ。
「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」の違い
簡単に言うと、「グローバルIP」の方は通信データが定期的に飛んでくるため、「プライベートIP」に比べてバッテリーを消費しやすくなっています。
ただ、この問題は公式も重く見ているようで、プライベートIPへの仕様変更をアナウンスしています。
2022/5/30現在、いまだプライベートIPにはなっていませんが、解決されるのも時間の問題でしょう。
契約後の店頭サポートは無し
モバワンは、対面で相談できる実店舗はありません。
格安ユーザーで実店舗を求める人の方が少ないとも思いますが、もし困ったときに聞ける場所が欲しいなら、UQmobile・Y!モバイル・イオンモバイルのいずれかを選ぶのが吉。
価格重視ならイオン、速度重視ならUQかYモバといった使い分けができます。
詳しくは下の記事もご覧ください。
UQmobile、Y!モバイル、イオンモバイルについてはこちら
通信制限時は200kbps
契約プランの通信容量を超えると、通信制限がかかり遅くなります。
その速度200kbps。
検索にも非常に不便な速度です。
いくら格安SIMといえど、ストレスが溜まっては元も子もありません。ギガ数はケチらずに、素直に使う量のプランを契約しましょう。
選べるのはdocomo回線のみ
デメリットというほどでもないデメリット。
なんだかんだエリアが広いのはdocomoなので問題ないと思います。
ただ、auやSoftbankの回線は選べませんので、生活圏内でdocomoが入りにくいという方は、auかSoftbank回線が使える他の格安SIMを選びましょう。
OCNモバイルONEの口コミ
調べてみたところ、良いところも悪いところも半々といった感じでした。
- 速度は地域と時間による変動が大きい
- かけ放題は月末から遡って適用できるのでやっぱり使いやすい
- バッテリー問題は早く解決してほしい
といった意見を見かけました。
まとめ:新しいスマホが欲しいなら間違いなくOCNモバイルONE
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
あらためてOCNモバイルの特徴を確認すると、
月額の安さ・優良端末の大幅な値引きキャンペーン・回線速度。格安SIMとして必要なところは押さえているOCNモバイルONE。
対面でのサポートが無い以外は、初めて格安SIMを使う方にもオススメできる格安SIMです。
初期設定などは自分で頑張れる・やってみたい方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
\超特価セールをお見逃しなく!/
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