【ギガ数別 料金徹底比較】UQモバイル・Yモバイル・irumoは結局どれが安いのか？【サブブランド】

こんにちは、にはまそ(@nihasim2_)です。
本記事では大手3キャリアのサブブランドであるUQ・Yモバ・irumoを比較します。

見るのは主に料金と通信容量（ギガ数）。繋がりやすさなんかは時期と場所でまちまちなので一旦脇に置いておきます。

もはやかつてのシンプルさは跡形もなく消えてしまったスマホ料金プランたち……。
条件が複雑になってきているのでその辺も整理してお伝えできればと思います。

なお、本記事に登場する料金はすべて税込み表記です。

結論まとめ

①　固定回線を引いているなら、セット割が適用できるキャリアが結局一番安い

• auひかりやeo光、BIGLOBE光を使っている　→　UQモバイル
• SoftBank光やSoftBank Airを使っている　→　Yモバイル
• docomo光やhome 5Gを使っている　→　irumo

②固定回線の割引が適用できない、もしくは自由に変更できる場合は下表のとおり

ギガ数	推奨プラン	最安料金
0~0.5GB	irumo 0.5GBプラン （通信速度が気になる場合はUQ 15GBプラン 1GB以下）	irumo 550円 (UQ 990円)
0.5~3GB	irumo 3GBプラン	880円
3~4GB	Yモバ 4GBプラン	1,078円
4~6GB	irumo 6GBプラン	1,540円
6~9GB	irumo 9GBプラン	2,090円
9~15GB	UQ 15GBプラン	2,178円
15~20GB	UQ 20GB+10分かけ放題プラン （固定回線ありなら Yモバ 20GBプラン）	UQ 3,278円 (Yモバ 2,178円)
20~30GB	Yモバ 30GBプラン	3,278円

最終的には料金をきちんと確認して、ご自身が納得して使っていくことがとても大切です。

0~0.5GB

対象プラン	割引前料金	最安料金	備考
irumo 0.5GBプラン (5 / 5.0)	550円	550円	最大通信速度 3Mbps 通信制限後速度128kbps
UQ 15GBプラン (1GB以下) (2 / 5.0)	2,277円	990円	1GB超えると+1,188円
Yモバ 4GBプラン (1 / 5.0)	2,365円	1,078円	通信制限後速度1Mbps

電話がメインで、基本的に通信容量を消費しない人向けの0.5GB以下。

UQでも十分抑えた990円で使えるのですが、固定回線セット割(-1,100円)とauクレカ割(-178円)あっての話です。いやまあそれでもなおirumoの方が安いんですけどね。

irumoの懸念点である最大通信速度・通信制限後の速度も0.5GBくらいの使用量であればさほど気にならないでしょう。

もし3Mbpsという通信速度が気になる、かつ、割引を適用できそうならUQ検討の余地もあり。

0.5~3GB

対象プラン	割引前料金	最安料金	備考
irumo 3GBプラン (4.5 / 5.0)	880円	880円	通信制限後速度300kbps
Yモバ 4GBプラン (3.5 / 5.0)	2,365円	1,078円	通信制限後速度1Mbps
UQ 4GBプラン (3 / 5.0)	2,365円	1,078円	通信制限後速度300kbps
UQ 15GBプラン (1GB以下) (1 / 5.0)	2,277円	990円	1GB超えると+1,188円

ユーザーが多いと言われている3GB以下。3~4GBあたりは各社で料金体系の切り替わりがあって整理するのが大変なところでもあるので、わかりやすくまとめられていたなら嬉しいです。

個人的なオススメとしてはirumoを上げていますが、その差異は何とも微妙。正直、最安料金で使えるのならばYモバイルを推したいです。+198円で1GB追加、通信制限後も最大1Mbps出るなら良い選択肢だと思うんですよね。

3~4GB

対象プラン	割引前料金	最安料金	備考
Yモバ 4GBプラン (4 / 5.0)	2,365円	1,078円	通信制限後速度1Mbps
UQ 4GBプラン (3.5 / 5.0)	2,365円	1,078円	通信制限後速度300kbps
irumo 6GBプラン (2 / 5.0)	2,827円	1,540円	通信制限後速度300kbps

この価格帯では、ほぼすべての条件下でUQとYモバは同じ金額。
Yモバの方が通信制限後も使いやすさを維持できるので、僅差ですがこちらを推薦しました。

4GB超えることなんてないよって方はUQでもYモバイルでもお好きな方をどうぞ。

ちょっぴりややこしい話。
家族で2回線以上契約する、なおかつ固定回線割ではなく家族割を適用するときの話です。限定的な話なので飛ばしてもOK。

最安料金をベースに考えると、家族割適用時には
UQ：1回線ごとに+550円
Yモバ：1回線目のみ+1,100円(4GBプラン) or +1,650円(20GB・30GBプラン)、2回線目からは変動なし

そのため、回線が増えるほどYモバの方がお得。
あくまで固定回線割が使えないときの話です。念のため。

4~6GB

対象プラン	割引前料金	最安料金	備考
irumo 6GBプラン (4 / 5.0)	2,827円	1,540円	通信制限後速度300kbps
UQ 15GBプラン (2 / 5.0)	3,465円	2,178円	通信制限後速度1Mbps
Yモバ 20GBプラン (1.5 / 5.0)	4,015円	2,178円	通信制限後速度1Mbps

irumoの独擅場、4GB超。

UQとYモバはここで一気に上限が跳ね上がるので、気分的になんかもったいない気になる……。
もちろん余裕をもって使える利点はあるのですが、この価格帯を選ぶ上での630円の差は大きいのではないでしょうか。1,540/2,178≒0.707なのでざっくり30%オフですよ。

6GB以下で済むのに、わざわざ料金上乗せしてまで15GBまで用意しなくてもよいのでは？というのが僕の考えです。

6~9GB

対象プラン	割引前料金	最安料金	備考
irumo 9GBプラン (3 / 5.0)	3,377円	2,090円	通信制限後速度300kbps
UQ 15GBプラン (3 / 5.0)	3,465円	2,178円	通信制限後速度1Mbps
Yモバ 20GBプラン (2.5 / 5.0)	4,015円	2,178円	通信制限後速度1Mbps

どのプランもイマイチしっくりこない容量帯。

irumoでいいっちゃいいんだけどUQとの価格差はわずか88円。ここまで縮まるなら、4~6GBとは逆にわざわざ9GBに抑える必要はないんじゃないか、という気はしてしまいます。

4~6GBでは「630円差は大きい」、6~9GBでは「差はわずか88円」としましたが、これは僕の感覚に基づいた判断です。僕の場合は境目が150円ぐらいのところにあります。

ただ、あなたがもし「たった630円」「88円も差がある」と感じるならば、その感覚に従ってください。絶対にその方が満足度が高いです。

9~15GB

対象プラン	割引前料金	最安料金	備考
UQ 15GBプラン (3 / 5.0)	3,465円	2,178円	通信制限後速度1Mbps
Yモバ 20GBプラン (2.5 / 5.0)	4,015円	2,178円	通信制限後速度1Mbps

9GBを超えるとirumoのプランは存在しないため、UQとYモバの一騎打ちです。

通信制限時の速度は一緒、料金もほぼ同じであり、差が生まれるのは割引なしの時のみ。
その差だけでUQを推します。が、固定回線割か家族割が入るなら正直どっちでもよし。

飛ばしてもいいちょっぴりややこしい話で書いたように、家族の人数が多い、かつ家族割を使うときにはUQよりYモバの方が安くなりますので悪しからず。

15~20GB

対象プラン	割引前料金	最安料金	備考
UQ 20GB+10分かけ放題プラン (2.5 / 5.0)	3,278円	3,278円	通信制限後速度1Mbps
Yモバ 20GBプラン (2.5 / 5.0)	4,015円	2,178円	通信制限後速度1Mbps

条件次第でオススメが変わる15~20GB。

その条件とは、Softbank光(またはSoftbank Air)を使えるかどうか。今使ってる人も、これから使ってもいいよって方でも大丈夫です。

固定回線割が適用できるならYモバイルの方が安い。1,100円の差が生まれます。「いやいや10分かけ放題の差があるじゃないか」となっても、Yモバの10分かけ放題は880円なのでやっぱりYモバがいい。

逆に固定回線割が使えないなら、（相当家族の人数が多くない限りは）UQの方がいいです。
詳しくは以下の飛ばしてもいい結構ややこしい話に。

結構ややこしい話。
家族で2回線以上契約し、固定回線割が適用できず、なおかつUQの20GBプラン(10分かけ放題つき)も検討中の人向けの話。超限定的なので飛ばしてOK。

UQの20GBプランには割引が一切入りません。言い換えれば最初から最安といえば最安。
そのため家族割も適用外なのですが、ポイントは家族割の人数カウントには入ること。

家族二人で4GBプランと20GBプラン使うよ！って場合には、以下のようにUQの方が結果お得になることもあります。なんならYモバの20GBプランには10分かけ放題ないですし。

<クレカ割なし>
UQ：1,815円(4GB)+3,278円(20GB) = 5,093円
Yモバ：1,265円(4GB)+4,015円(20GB)=5,280円

<クレカ割あり>
UQ：1,628円(4GB)+3,278円(20GB) = 4,906円
Yモバ：1,078円(4GB)+3,828円(20GB)=4,906円

20~30GB

対象プラン	割引前料金	最安料金	備考
Yモバ 30GBプラン (1.5 / 5.0)	5,115円	3,278円	通信制限後速度1Mbps

もはや選択肢はない20GB越えプラン。

ここまでくるとYモバじゃなくてよくない？な気がしてやまない価格です。最安で使えるなら良いんですが……。

キャリアの無制限プランとか、再販型SIM + irumo0.5GB(通話用)とか、選択肢も幅広くなってくるのでその辺も考慮したうえで使うならアリ、ぐらいな感じだと思います。

まとめ（再掲）

①　固定回線を引いているなら、セット割が適用できるキャリアが結局一番安い

• auひかりやeo光、BIGLOBE光を使っている　→　UQモバイル
• SoftBank光やSoftBank Airを使っている　→　Yモバイル
• docomo光やhome 5Gを使っている　→　irumo

②固定回線の割引が適用できない、もしくは自由に変更できる場合は下表のとおり

ギガ数	推奨プラン	最安料金
0~0.5GB	irumo 0.5GBプラン （通信速度が気になる場合はUQ 15GBプラン 1GB以下）	irumo 550円 (UQ 990円)
0.5~3GB	irumo 3GBプラン	880円
3~4GB	Yモバ 4GBプラン	1,078円
4~6GB	irumo 6GBプラン	1,540円
6~9GB	irumo 9GBプラン	2,090円
9~15GB	UQ 15GBプラン	2,178円
15~20GB	UQ 20GB+10分かけ放題プラン （固定回線ありなら Yモバ 20GBプラン）	UQ 3,278円 (Yモバ 2,178円)
20~30GB	Yモバ 30GBプラン	3,278円

最終的には料金をきちんと確認して、ご自身が納得して使っていくことがとても大切です。
※まじで一番大事

オンライン専用プランに抵抗がなければそちらも検討を

15GB~20GBのところでも書きましたが、現時点で割安なのはpovo/ahamo/LINEMOなどのオンライン申し込み専用プランたちです。

ahamoはともかく、povoやLINEMOは低容量プランの用意もあるので、ほとんどの人が以下の利点を享受できます。
・低価格
・複雑な割引条件なし
・大手キャリアと同じ回線

ショップに行くのも面倒な昨今、スマホ1台で申し込みを終わらせてしまいましょう。
SIMの差し替えだって難しくないしeSIMもあるしね！

詳しいプランはまた別の記事を作りますので、今しばらくお待ちください。