【日本通信SIM解説・評判紹介】圧倒的コスパの鬼。速度は速いが不安定。田舎ではつながるが低速

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こんにちは、にはまそ(@nihasim2_)です。
今回は、日本通信SIMをレビューしていきます。

1GBプランの飛びぬけた安さに加え、ahamoショックにも即座に対応し、独自の強みを貫き続けている日本通信SIM。

そんな日本通信SIMの、筆者の評価はこちら。

料金
(5.0 / 5.0)
プランの
選びやすさ
(4.5 / 5.0)
通信速度・安定性
(3.5 / 5.0)
手続きの簡単さ
(2.0 / 5.0)
サポート
(2.5 / 5.0)
総合評価
(4.0 / 5.0)
ひとこと感想最安級の価格が一番の売り。ターゲットが明確な格安SIM。

本記事では、以下について紹介しています。

  • 日本通信SIMの料金は?
  • 日本通信SIMの良い点・悪い点は?
  • 日本通信SIMの評判は?

一つひとつ詳しくレビューしていきますので、ぜひ最後まで見ていってください。

目次

日本通信SIMの概要・料金

日本通信SIMの概要

日本通信株式会社が運営するMVNO。
回線はdocomoのみ。

お客さんが高額な料金を払っている現状(ブレケッジ)を解決すべく、合理的なプランを展開しているそうです。

日本通信SIMのプラン・料金

日本通信SIMの料金はこちら↓

日本通信のプランは大きく3つです。

1GBの合理的シンプル290プラン
20GB+5分かけ放題or月70分かけ放題の合理的みんなのプラン
50GB+5分かけ放題or月70分かけ放題の合理的50GBプラン

にはまそ

どのプランをとってもあまりに安すぎる……

他社のプランと比較してみるとその安さは一目瞭然。

下表はahamo+低価格寄りの格安SIMを比較対象にしたものです。

青字はそれぞれの通信容量で最も安い、または他社以下の価格で大容量であることを表しています。


日本通信SIM

楽天モバイル

ahamo

HISモバイル

NUROモバイル
100MB280円
1GB290円
3GB(730円)968円792円
5GB990円
7GB990円
10GB1,485円
15GB1,790円
20GB1,390円2,068円2,699円
30GB2,970円2,970円
40GB3,980円
50GB2,178円
無制限3,168円

日本通信SIMの3GBは
シンプル290プランに2GB追加したものを載せています。
プランとしては存在しませんが、
提供しているブランドが多数あるため掲載しました。

日本通信のプランは

・競争の激しい3GB以下でも最安
・20GBプランでも1,500円を切るうえに5分(or月70分)かけ放題がつく
・50GBプランでも他社の30GBより安い

と、ユーザーのお財布に
優しい作りになっています。

ではそんな日本通信には
どんなメリット・デメリットがあるでしょうか。
以下にまとめてみました。

・1GBのプランがある
・通話料11円/30秒。特殊な通話アプリも不要

・通信速度はそこそこ速いが不安定、昼時は速度が低下
・田舎でも低速
・docomo回線のみ
・段階性と謳ってないが実質的段階性プラン
・申込時のアプリの挙動が不自然
・問い合わせ手段は豊富だが、有人チャットが繋がりにくいとのうわさも
・端末販売はなし。MNPによる端末の割引ができない
・専用アプリには毎回ログインが必要。通信量の確認がしづらい。ウィジェットも無し

各メリットデメリットについて見ていきましょう。

日本通信のメリット

1GB290円のプランがある

スマホでほとんどネットを
見ないという人にとって、
または一日のほとんどを
wi-fi下で過ごすという人にとって、
廉価な1GBという選択肢が
どれだけありがたいことか。

これまでの最安料金といえば、
例えば3GB990円がメジャーでした
(過去に比べればこれでも
十分に安くなっています)。

しかし、ほとんど使わないのに
毎月1,000円払い続ける
しかない
っていうのは変な話です。

そこに”新たな選択肢を作った”
というのはありがたいですね。


通話料11円/30秒。特殊な通話アプリも不要

プラン料金の陰に隠れていますが、
専用の通話アプリなしで
通話料が通常の半額である
というのは
忘れてはいけない大きなメリット。

通話料の多寡は格安SIMを利用するうえで
影響力が大きいです。

例えばたった500円でも、
通常プランの数十パーセント分に
なってしまいますからね。

自分で何も工夫せずとも
勝手に安くなってくれる
なんてとても素敵です。

日本通信のデメリット

通信速度はそこそこ速いが不安定、昼時は速度が低下。田舎でも低速

日本通信SIMの平日の速度測定の結果がこちらです。
測定場所は福岡市内。

通信速度の速い・遅いは主に下りで判断しています。
普段使いであれば下りが20Mbps超えていればまず問題ないです。

原神などオンラインゲームでも30Mbpsあれば
快適にプレイできるとされています。

今回、わざと各時間帯の測定結果を2つずつ掲載しています。
その理由は連続して計測しても
結果のブレが大きかったためです。

一番上の朝7時台、一番下の夜11時台は
十分な速度が出ているのでまだいいとしても、
問題は昼12時台と夜7時台です。

お昼時に速度低下するといっても、
10Mbpsと1Mbpsでは
さすがに使い勝手が変わります。

ましてや夜7時台の30Mbpsと1Mbpsでは全く異なります。

このように、理由は不明ですが
日本通信SIMは速度が非常に不安定です。

これが気になる方は
3GB以下なら楽天、
20GB以上ならnuroモバイルなど
昼時でも速度が維持できるブランドを
おすすめします。

田舎でも低速

docomo回線の強みと言えば
田舎でもつながるプラチナバンドの強さ。

ということで、
都市部から離れた山の方で
測定してみました。
比較対象はpovo・楽天。

比較対象がどっちも大手キャリアでごめんなさい。

日本通信よりもpovo・楽天の方が速いのは
そりゃそうだろという感じなのですが、
気になったのはレイテンシ(通信の遅延時間)

povoや楽天より圧倒的に大きいんですよね。
山でもdocomoよりau・楽天の遅延が少ないなら
docomo回線の良いところってあんまりないなあ
と感じる次第です。

docomo回線のみ

このブログでは、docomo/au/Softbank/楽天の回線のうち、
2種類以上契約しておくことをオススメしています。

その理由は通信障害対策のため

キャリアを問わず、通信障害というのは
どうしても起こりうるものです。

”通信障害が起こらないキャリア”を
選びたい気持ちはわかりますが、
あまり建設的ではありません。

ここはむしろ、いずれかのキャリアで
通信障害が起こってしまっても大丈夫なように、
もう1種類回線を確保しておくのが望ましい

と考えています。

2種類で足りるのか(3種類以上必要か)と
思うかもしれませんが、そうなると今度は
金銭負担と管理の手間が大きくなってきます。

2つ以上の回線が同時に通信障害になることは
最近聞かないですし、2種類で十分だろう
という判断です。

その点で考えると、
格安SIMの中でも数が多い
docomo回線しか契約できない
というのはちょっとマイナス。

段階性と謳ってないが実質的段階性プラン

僕は使うまで勘違いしていた点。
段階性でなく、必要に応じて1GBずつ
購入するものだと思っていました。

日本通信は1GB単位の
段階性プラン
です。

↓この表記は同じ勘違いする人が
いそうだなあと思っています。

使い過ぎないように
上限設定することが可能なので、
思わぬ高額請求されないように
設定は忘れずにしておきましょう。

詳しい方法は契約時の注意点としてまとめています。

問い合わせ手段は豊富だが、有人チャットが繋がりにくいとのうわさも

日本通信SIMには
問い合わせ手段が豊富です。

チャット問い合わせフォーム(メール)電話
万全のサポート体制が整えられています。

しかし、無人のチャットから有人になる際に
なかなかつながらないとの声も。

最近契約者が増えているようなので
そのせいでしょうかね……。

それ以外の電話やメールで
特に繋がりにくいという声は
ありませんでした。

端末販売はなし。MNPによる端末の割引ができない

日本通信SIMは回線のみの契約しかできません。

端末のセット販売はないため、
乗り換え得点で格安の端末を
手に入れるみたいなことは
できないのでご注意を。

それを狙いたい場合は
4大キャリア+サブブランド(UQ/Yモバ)、
またはIIJmioでの契約を検討してみてください。

専用アプリには毎回ログインが必要。通信量の確認がしづらい。ウィジェットも無し

日本通信SIMのアプリは
毎回勝手にログアウトされます。

つまり毎回ログインしなければなりません。

この手間ってすごく面倒なんですよね……。
一刻も早く、ログイン状態が保たれるように
なることを願っています。

また、ログインせずに
残通信量が見れるウィジェットも無し。
ちょっとした使い勝手の悪さが目立ちます。

日本通信SIMの口コミ

Twitter(X)では実際に利用した人の
レビューがあふれていたのですが、
ほんとに人によってバラバラ……。

まさしく「活動範囲はマジで重要」
この言葉に尽きると感じました。

にはまそ

日本通信SIMにしようか悩んでいる方は、「一回使ってみる」ぐらいの心持ちが精神衛生上いいのではないかと思います。

まとめ:業界を圧倒する最安値。つながりやすさと速度は特に人によってバラつきが多い

ここまでご覧いただきありがとうございます。

改めてメリットとデメリットを
まとめてみると以下の通り。

・1GBのプランがある
・通話料11円/30秒。特殊な通話アプリも不要

・通信速度はそこそこ速いが不安定、昼時は速度が低下
・docomo回線のみ
・申込時のアプリの挙動が不自然
・問い合わせ手段は豊富だが、有人チャットが繋がりにくいとのうわさも
・端末販売はなし。MNPによる端末の割引ができない
・専用アプリには毎回ログインが必要。通信量の確認がしづらい。ウィジェットも無し

格安SIM業界に風穴を開けている
日本通信SIM。

これで通信速度さえ安定してくれれば
注意点を述べつつも強く推せる回線なのですが
使ってみた結果、結構ピーキーです。

つながりやすさ、速度が
時間と場所に大きく左右されるので
大きな期待はせずに一度使ってみては
いかがでしょうか。

にはまそ

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よろしくお願いします。

にはまそ
福岡在住。
身の回りのものについて「ここがいいと思って使っている」「こういうところが気に入っている」と言えるとQOLが上がると思ってるカモメ。比較整理するのが好き。
好きな格安SIMはJCOMモバイル
iPhone12mini/Pixel6a/Oneplus7T使用中
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